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鹿島アントラーズ×ガンバ大阪

鹿島がガンバをくだし3年ぶり6度目のナビスコカップ制覇

 

圧倒的にゲームを支配したのは鹿島だった。

キックオフ直後から猛攻を仕掛けていき、2トップが果敢にゴールへと迫る。まるで相手を寄せ付けない強さがあった。

ガンバが何とかしのぎ、前半こそスコアレスに終わったものの、流れは明らかに鹿島にあった。

試合が動いたのは後半15分。左のコーナーキックを小笠原が絶妙なボールを放り込むと、その先には走り込んできたファンソッコが待ち構えていた。これをしっかりと頭で合わせて先制点を奪取する。

待望の先制点で勢いがました鹿島は、ベンチワークも冴え渡っていた。

後半21分に攻撃的なカイオを投入、さらに24分には鈴木優磨。

終始優勢に試合を進めた鹿島の追加点は、後半39分だった。

またしてもコーナーキックから小笠原が柔らかいボールをファーサイドへ送ると、鈴木優が頭で折り返し、これを金崎がパトリックに競り勝ってヘディングシュート、追加点をあげる。

そして、後半41分にはダメ押しのゴール。柴崎のスルーパスをカイオが右足で決めて3-0。

前掛かりになったガンバをあざ笑うかのような追加点で、パーフェクトな勝利を収めた。

鹿島が3年ぶり6度目の栄冠に輝いた。