バルセロナ対ローマ
バルセロナがローマに6-1で大勝!
バルセロナがローマを6-1で大勝、しかも派手なゴールラッシュでグループE首位通過だ。
イニエスタとマスチェラーノを欠きベストメンバーではないものの、すでにグループステージ突破を決めていた。
試合は序盤からバルセロナが主導権を握り、スアレスとメッシが立て続けにゴールを奪いローマにサッカーをさせなかった。
バルセロナが先制するまでは、メッシのシュートをローマGKシュチェンスニがスーパーセーブを見せていた。6分にゴールネットを揺らしたシーンもオフサイド。流れがローマに来ている感じもあった。しかしネイマールが深い位置に下がり攻撃の起点となり、ダニ・アウベスがこのボールを受け、スクエアなパスを供給。するとスアレスが見事なフィニッシュでゴールネットを揺らした。
さらに魔法のようなゴールで点差はすぐに開いていく。GKシュテーゲンを除く10人の選手すべてが一度はボールに触れたのち、3人のストライカーのパス交換、そしてメッシがシュチェンスニの頭上を抜くシュートで追加点。これで2-0。
前半終了間際には、スアレスが強烈なボレーシュートでファーサイドのゴールサイドを揺らし、この試合2点目。このシュートには、ルイス・エンリケ監督も驚愕の表情を見せており、それだけ質の高いスーパーゴールだったことを物語っていた。
後半に入ってもバルセロナの勢いは衰えない。スアレスとメッシの2人がお膳立てしてピケが決めて4-0。さらにネイマールが加わった“トリデンテ”のアシストでメッシが5点目。やりたい放題のバルセロナ。
そして交代出場のアドリアーノもゴール、この特別な一戦でゴールラッシュを見せたバルセロナ。
ローマのGKシュチェンスニがネイマールのPKをブロックしていたものの、それもあまり意味がなかった。
一方でローマの攻撃は全く振るわなかった。ジェコのPKもバルセロナのGKテア・シュテーゲンにブロックされてしまう。それでも後半ロスタイムに、ジェコが汚名返上で頭で押し込み1点を返したものの、焼け石に水。完敗と言わざるをえない結果となった。