【2024年7月2日 オーストリア 1-2 トルコ ライプツィヒ・スタジアム】
得点
1分 メリフ・デミラル(トルコ)
59分 メリフ・デミラル(トルコ)
66分 ミヒャエル・グレゴリッチュ(オーストリア)
オーストリアの猛攻を耐え抜き、勝利を噛み締めるトルコのGK、フェーミ・ギュノク。試合を通してオーストリアが展開を支配したが、勝利したのはトルコだった。
試合は開始早々にトルコが先制点を奪ったものの、以降はラルフ・ラングニック監督率いるオーストリアがひたすらペースを握ることに。
オーストリアは鋭いプレスでの即時奪回と左右を広く使った攻撃でトルコを自陣に釘付けにし、攻め続けた。
トルコは球際の激しさから得たセットプレーで追加点を狙うが、それは叶わず。なんとか耐え抜いて前半を1-0で終えたものの、力関係はハッキリとしていた。
後半も圧倒的なオーストリアペースに。ハカン・チャルハノールを欠くトルコは19歳の新星、アルダ・ギュレルが中心選手としてチームを引き締め、攻撃の中心を担おうとしたものの、なかなか彼までボールが進まず。
それでも、次のゴールはトルコのものに。ギュレルのコーナーキックをメリフ・デミラルが合わせ、劣勢の中で2-0とすることに成功した。
オーストリアはそれまで以上に攻撃の圧を強め、トルコを圧倒。しかし、勝利が見えてきたトルコは執念の守備を見せ続ける。
しかしどれだけ守っても次から次へと決定機を作られてしまうトルコは、66分にとうとう決壊。ヒャエル・グレゴリッチュがゴールを奪い、1点差となった。
その後もオーストリアの猛攻をトルコが辛うじて弾き返し続ける構図は変わらず。
最後の最後までオーストリアがゴールを脅かし続けたが、フェーミ・ギュノクが好守を連発。同点を許さず、トルコが逃げ切ってみせた。