堅守の松本山雅に決定力の差を見せつけ柏レイソルが勝利!
ホームに松本山雅をむかえた柏レイソルは、立ち上がりから圧倒的にボールを支配した。優位に試合をすすめていくが、松本山雅の堅守に手こずりなかなかゴールが奪えなかった。
松本山雅は集中した守備で柏レイソルに決定的なチャンスを与えず、序盤は大健闘だった。
柏レイソルにとっては、時間だけが経過していく嫌なムードだったが、鮮やかな個人技がこれを一変させる。
前半34分、ペナルティエリアの外でパスを受けた武富が、松本山雅DFを交わして左足を振りぬくと、これがみごとにゴールネットを揺らしたのだ。
攻めあぐねていた柏レイソルにとっては、最高の時間帯でのゴール。このまま、1点のリードで前半を折り返した。
後半に入ると松本山雅が攻勢に出る。ロングボール、セットプレーからチャンスをうかがう。しかし柏レイソルの守備陣がこれをきっちりはね返し、最後の局面でしっかりと体を張って得点を許さない。
我慢の時間帯を乗り越えた柏レイソルは、後半25分にはCKから鈴木が追加点を挙げ、事実上、これで勝負あり。松本山雅に決定力の違いを見せつけた追加点だった。
柏レイソルはこの勝利で3連勝。この時点で、暫定ながら2ndステージの首位に浮上することとなった。