【2024年7月1日 ポルトガル 0-0(PK3-0) スロベニア フランクフルト・アレーナ】
PK戦を制し、歓喜するポルトガルの選手たち。苦しんだポルトガルだったが、PK戦の末に勝利を手にした。
グループリーグで3試合無得点だったクリスティアーノ・ロナウドはこの日も先発出場。最前線でボールを呼び込んだ。
ボールを持つポルトガルだったが、スロベニアが強いプレスを見せ、試合は膠着状態に。
大金星を狙うスロベニアは堅守からダイナミックな展開で勝機を得ようとした。
スコアレスで迎えた後半、屋根が閉まったスタジアムはスロベニアサポーターが使用した発煙筒によって視界が悪くなった。
ポルトガルはディオゴ・ジョタを投入してゴールへの圧力を高めたが、スロベニアは粘り強く対応。
ロナウドが迎えた決定機はヤン・オブラクが防ぎ切り、試合は延長戦へ。
延長戦ではロナウドがPKを失敗してしまい、ポルトガルは最後までゴールを奪うことができず。一方でポルトガルのGK、ディオゴ・コスタも安定した守備を見せ、スロベニアも得点の機会を活かせなかった。
試合の行方はPK戦に委ねられ、ポルトガルは先頭のロナウドが成功すると、2人目のブルーノ・フェルナンデス(写真)、3人目のベルナルド・シウバも成功。
スロベニアのキックをディオゴ・コスタが3連続で阻止し、ポルトガルが苦しみながらも勝ち進むことに成功した。