【2024年6月20日 スペイン 1-0 イタリア ゲルゼンキルヒェン・アレーナアウフシャルケ】
得点
55分 オウンゴール(スペイン)
死の組の第2節ではスペインとイタリアによるビッグマッチが実現。1戦目で好パフォーマンスを披露したスペインがこの日も内容で相手を上回った。
どちらも勝ち点3を獲得しており、この試合に勝利すれば1位通過を確定させることができるシチュエーション。スペインがボールを動かし、イタリアはカウンターを狙う展開となった。
ペドリ(写真)、ロドリ、ファビアン・ルイスによる中盤はこの日も好調を維持。
ラミン・ヤマル(写真)とニコ・ウィリアムズの両翼を活かす戦い方でイタリアを押し込んだ。
イタリアはチーム全体で耐える展開に。ミスも散見され、得点こそ与えなかったものの勝利には程遠い試合になった。
後半に入ってもパワーバランスは変わらず。55分にはニコ・ウィリアムズのクロスからオウンゴールが生まれ、スペインが先制した。
スコアが動いて以降もスペインの中盤は隙を見せず。
守備でも盤石ぶりを発揮し、イタリアに攻撃の形を作らせなかった。
試合はそのまま終了。記録はオウンゴールでの1点のみとなったが、スペインの完勝だった。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は「私が指揮した試合の中で最高の試合だったと思う」とチームの戦いぶりを評価。首位でのGL突破を確定させ、3戦目は大幅なターンオーバーが可能となった。
ルチアーノ・スパレッティ監督は「差が大きすぎた。我々はチームとしてまとまることができなかった」と素直に認めた。イタリアはクロアチアとの3戦目に全てが懸かることに。引き分け以上で自力での決勝トーナメント進出となる。