【2024年6月19日 スコットランド 1-1 スイス ケルン・スタジアム】
得点
13分 スコット・マクトミネイ(スコットランド)
26分 ジェルダン・シャキリ(スイス)
大会はグループリーグ2節目に突入。開幕戦でドイツに大敗を喫したスコットランドが勝利を目指し奮闘した。
3位でも突破の可能性があるとはいえ、目安は勝ち点3。勝ち点で並べば得失点差の勝負になる。ドイツ戦で得失点差マイナス4と大きな遅れをとってしまったスコットランドにとって、2敗目は敗退とイコールになる可能性が非常に高いシチュエーションとなっていた。
一方、ムラト・ヤキン監督率いるスイスは1戦目でハンガリーに勝利。各ポジションに実力者が揃っている台風の目候補だ。
スイスのキーマンはグラニト・ジャカ。レバークーゼンの躍進を支えたMFは、代表でも中心にいる。
FWのダン・エンドイェまでボールが進むが、スコットランドは粘り強い守りからカウンターを狙う。
13分にはカウンターからスコット・マクトミネイが決め、スコットランドが狙い通りに先制に成功した。
リードを得たスコットランドは守備に重きを置きつつ、チェ・アダムズに縦のボールを入れて追加点を狙う。
しかし、次のゴールはスイスのものに。26分、スコットランドのパスミスを逃さなかったジェルダン・シャキリがシュートを決めた。
その後は拮抗状態が続き、最後までゴールは生まれず。
スイスは勝ち点を4とし、グループリーグ突破に大きく前進。3試合目のドイツ戦で大敗を喫さない限り、決勝トーナメントに名を連ねられそうだ。