【2024年5月25日 川崎フロンターレ 1-1 柏レイソル 川崎・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu】
得点
30分 脇坂泰斗(川崎)
59分 木下康介(柏)
遠野大弥と島村拓弥の競り合い。攻撃的な選手同士の競り合いが象徴するように、前線から中盤にかけての鋭い守備がぶつかり合う試合となった。
川崎はチョン・ソンリョンが先発。1カ月ぶりにゴールマウスを託された。
柏はこの日もマテウス・サヴィオが攻撃の中心に。厳しいマークを受けつつ、積極的なプレーでチームを牽引した。
川崎はサイドを広く使ったボール回しから、最後はバフェティンビ・ゴミスがボックス内で怖さを発揮。
柏の守備は機能していたものの、家長昭博と脇坂泰斗、そしてゴミスが狭いスペースで強引さを見せてチャンスを作り出した。
マルシーニョの飛び出し回数も増え、拮抗したバランスの中で川崎がゴールに近づいていった。
30分には混戦の中でボールを繋ぎ、脇坂泰斗が先制点を奪った。
スコアが動いてからは柏の守備が川崎を上回り、攻撃回数が増加。後半に入ると一方的な柏ペースとなり、59分には木下康介が同点ゴールを奪った。
その後も柏が猛攻を続けたが、川崎は橘田健人や62分から登場した瀬古樹が柏と同等の勢いある守備を見せ1-1の状態が継続することに。
終盤は互いにゴールに迫ったが、スコアは動かず。両者が球際を激しく戦った試合は引き分けで幕を閉じた。