【２０２４年５月２２日 東京ヴェルディ ２－３ サンフレッチェ広島 調布・味の素スタジアム】
得点
６分 大橋祐紀（広島）
１４分 大橋祐紀（広島）
７４分 見木友哉（ヴェルディ）
７８分 川村拓夢（広島）
８３分 見木友哉（ヴェルディ）
７８分、ゴールを決めた川村拓夢（右から２人目）が仲間と喜ぶ。メンバーを固定して戦った広島がプレーオフラウンドに進出した。
１ｓｔラウンドは一発勝負のノックアウト方式となっている今年のルヴァン杯。広島は直前のリーグ戦のからのスタメン変更は２人のみ。いつも通りの戦い方でヴェルディを上回ると、６分にいきなり大橋祐紀が先制点を奪った。
先制後も広島は局面での強固な守備でヴェルディに勢いを与えず。１４分には大橋が２点目をゲット。
ドリブルやパスワークでの打開をさせてもらえないヴェルディは、縦へのボールを入れても佐々木翔を中心としたＤＦ陣にフィジカルで上回られてしまい、攻撃の手段がなくなっていった。
ヴェルディを上回り続ける広島は、油断することなくチーム全体での質の高さを維持。加藤陸次樹ら攻撃陣も守備で大いに貢献した。
後半に入ると、後がないヴェルディが猛攻を見せる。
攻撃を続けたヴェルディは、７４分、ついに見木友哉が１点を返すことに成功。
ホーム・味スタの盛り上がりに押され、ヴェルディは一気の同点・逆転を目指した。
７８分に広島に突き離されたものの、ヴェルディの勢いは弱まることがなかった。８３分にも見木がネットを揺らし、再び１点差に。
しかし広島は崩れなかった。勢いに飲み込まれることなく、高い位置で冷静にボールを持ってタイムアップを迎えた。
