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FC町田ゼルビア 2-1 セレッソ大阪

【2024年5月15日 FC町田ゼルビア 2-1 セレッソ大阪 町田・町田GIONスタジアム】

得点
70分 オ・セフン(町田)
84分 レオ・セアラ(セレッソ)
90+3分 ミッチェル・デューク(町田)

先制ゴールを決めて喜ぶオ・セフン。互いに中盤のスペースを消し合い、球際を激しく戦い続けた熱戦を制したのは町田だった。
各チームに対策されるようになったものの、13試合を終えた町田は首位・神戸と同勝ち点の2位。ここまでの3敗は広島、神戸、磐田という中盤でのセカンドボール回収と切り替えへのハードワークに長ける相手に喫しており、前節では湘南と引き分け。ハードワークでスペースを消してくるセレッソに対し、どう持ち味を発揮できるかが焦点だった。
試合は互いにスペースを消し合い、どちらもデュエルを避けない激戦に。
セレッソは少ないタッチ数で相手を外し、裏を突いてゴールに迫るが、町田は昌子源を中心にその狙いを許さない。
町田は藤尾翔太(写真)や平河悠がカウンターからドリブルで攻め上がるが、セレッソも彼らとU23代表でともに戦った西尾隆矢を中心に対応。GKキム・ジンヒョンの好守もあり、一進一退の前半は0-0で終わった。
後半、町田は右サイドで裏を突くことに集中し、途中出場のナ・サンホが何度もチャンスを作り出す。
そして70分、ナ・サンホのクロスをオ・セフンが合わせて町田がとうとう先制。
ビハインドとなったセレッソは、レオ・セアラ(写真)、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノの途中出場の助っ人トリオが前線で圧を強める。
84分にセレッソがPKで同点に追いつき、激戦に相応しい1-1という結果で終わるかと思われたが、90+3分にミッチェル・デュークがゴールを決めて土壇場で町田が勝ち越し。
ハードワークをベースとするセレッソを上回って得た勝ち点3が持つ意味は大きい。首位と同勝ち点の2位を保った町田は、このままタイトルレースの先頭集団に居続けるだろう。