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横浜F・マリノス 2-1 アル・アイン

【2024年5月11日 横浜F・マリノス 2-1 アル・アイン 横浜・横浜国際総合競技場】

得点
13分 モハメド・アルバルーシ(アル・アイン)
72分 植中朝日(マリノス)
86分 渡辺皓太(マリノス)

同点ゴールを決めた植中朝日。マリノスがホームで意地の逆転勝利を収め、初のACL王者へ前進した。
立ち上がりはホームのマリノスがゴールに近づいたが、アル・アインが強度を生かした守備とカウンターで怖さを見せた。マリノス守備陣は裏へのボールの処理を行いつつ、思い切りの良いシュートにも備えなければならない難しい対応が続いた。
13分に先制点を奪われたマリノスは、30分にもネットを揺らされた。しかし、2点目はゴールチェックでオフサイドが指摘され、主審がOFRでそれを認めノーゴールに。
アル・アインの強さが目立つ前半となったが、食らいついたマリノスがなんとか最少点差で折り返した。
後半に入ると、マリノスはアンデルソン・ロペスとヤン・マテウスが相手の守備陣と積極的な勝負を繰り返し、徐々に自分たちの試合ペースに。
永戸勝也と松原健の両サイドバックも高い位置で攻撃に加わるようになり、チーム全体でゴールに迫っていった。
中盤もアル・アインの強度と渡り合い、隙を見せずに攻め続けることを可能にした。
途中出場の選手たちも宮市亮を筆頭に試合の流れに乗り、大声援を背にしたマリノスの一方的な展開が続いた。
72分に植中が同点ゴールを決めると、86分には渡辺皓太にもゴールが生まれついに逆転。
ビハインドの中で自分たちのスタイルを取り戻し、貫いたマリノスがホームでの1stレグを逆転勝利。リーグ戦2試合を挟み、25日(日本時間は26日の午前1時)にアウェイの地でトロフィーを目指す。