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浦和レッドダイヤモンズ 2-1 横浜F・マリノス

【2024年5月6日 浦和レッドダイヤモンズ 2-1 横浜F・マリノス さいたま・埼玉スタジアム2002】

得点
42分 伊藤敦樹(浦和)
66分 伊藤敦樹(浦和)
86分 加藤聖(マリノス)

試合後、サポーターと勝利を分かち合う伊藤敦樹。ここまでもどかしいシーズンとなっていた男が、もやもやを吹き飛ばす2発でチームを勝利に導いた。
GWの最後に行われた一戦は4万人を集めた。
マリノスはアンデルソン・ロペスを累積警告での出場停止で欠いただけでなく、ACL決勝を見据えてフィールドプレーヤーを総入れ替え。そんなアウェイチームに対し、浦和は序盤からボールを支配した。
チャンスを次々と迎えながらもネットを揺らせなかった浦和だが、42分に伊藤敦樹が中央を突いて左足で先制ゴール。前半のうちにスコアを動かすことに成功した。
そのまま一気に突き放したい浦和だったが、ポープ・ウィリアムの好守に加え、ポストに阻まれる場面もあり、追加点は奪えず。
後半もチアゴ・サンタナが強さを発揮し、そこからチーム全体でマリノスを押し込んだ。
66分には伊藤が再び左足でゴールを奪い2-0に。
マリノスの反撃が始まったが、浦和は前田直輝(写真)や中島翔哉も守備に貢献し、簡単には崩させない。
この日でJ1出場試合数を600とした西川周作の好守もあり、1点に抑えて逃げ切った。
西川は「みなさんに見られていると、痛いところがあっても試合中は痛くない。力を与えてくれるような暗示がかかる」とサポーターの存在の大きさを語った。