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アスルクラロ沼津 1-3 北海道コンサドーレ札幌

【2024年4月17日 アスルクラロ沼津 1-3 北海道コンサドーレ札幌 沼津・愛鷹広域公園多目的競技場】

得点
10分 田中宏武(札幌)
54分 赤塚ミカエル(沼津)
55分 小林祐希(札幌)
60分 小林祐希(札幌)

先制ゴールを喜ぶ田中宏武。J3とJ1の対決は、J1の札幌が勝ちきった。
札幌は直前のリーグ戦のスタメンから11人全員を入れ替え。木戸柊摩(写真)や出間思努ら、若い選手たちが出場機会を得た。
立ち上がりから左右を大きく使って沼津を押し込むと、順調に10分で先制ゴールを奪った。(写真は田中に飛びつかれた原康介)
沼津はJ1を知る齋藤学が先発出場となったが、なかなか高い位置でボールを持たせてもらえず、我慢の時間が続いた。
それでも、前半をなんとかその1点だけで折り返すと、54分に赤塚ミカエルが同点ゴール。
待望の同点劇に沼津のホームスタジアムは大盛り上がりとなったが、1分後にはアウェイサポーターの歓声が響くことになった。
1-1となった試合が再開すると、後半開始から投入されていた小林祐希がゴールを決め、あっという間に再び1点差に。
さらにその5分後にも小林がゴールを奪い、札幌が一気に突き放した。
沼津は川又堅碁(写真)や持井響太を投入して反撃を狙うが、J1の壁を破ることはできず。
沼津を率いる中山雅史監督は「自分たちの何が未熟なのかを痛感させられた」と語った。J3で昇格争いを繰り広げているチームは、この経験を力に変えて更に上を目指す。