2018 FIFA WORLDCUP

Spain vs Russia

 

開催国ロシアがスペイン相手に大金星でベスト8

ロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でスペインとロシアが対戦。

スペインはイスコやダビド・シルバ、コケなどがスタメンに名を連ねたが、チアゴ・アルカンタラはベンチスタート。
ダニエル・カルバハルではなくナチョ・エルナンデスが右サイドバックに入り、アンドレス・イニエスタはベンチでマルコ・アセンシオがスターティングメンバー。

ロシアはアレクンサンドル・ゴロヴィンが先発し、デニス・チェリシェフはベンチスタート。
最前線にはアルテム・ジューバがはいった。

立ち上がりはスペインのパスワークにロシアが対応する展開。
激しいチェックからボールを奪ってすばやいカウンターを見せたが、スペインが主導権を握っていた。

先制点はスペイン。
13分、アセンシオのFKにセルヒオ・ラモスが体ごと飛び込むとセルゲイ・イグナシェビッチのオウンゴールを誘いネットを揺らした。

先制点を許したロシアはサポーターの大歓声を受け、一歩も引かない姿勢。

すると前半終了間際、コーナーキックからジューバが競り勝ちヘディングシュート。
これがジェラール・ピケのハンドを誘いPKを獲得する。
これをジューバが決めて試合は振り出し。

後半に入り勢いのあるロシアに対して、スペインはボールを回してゲームをコントロールしようとするが、ロシアは61分にはデニス・チェリシェフ、その後にフョードル・スモロフを立て続け投入して攻撃に比重をおいた布陣で勝負に出る。

これに対してスペインはシルバをイニエスタに変え、ロシア敵陣でパスを回しながら圧力をかけていく。

スペインがシュートまで持ち込むシーンが増えてきたものの、ロシアはDF、GKが体を張った守り耐え、今大会初の延長戦へと突入。

延長戦に入るとスペインが圧倒的にボールを支配して優位に試合を進める。

ロシアはボールを奪った後に攻撃へつなげることができず防戦一方。

スペインはアセンシオに代えてロドリゴを投入してゴールを奪いに行く。
延長後半に入り、ロドリゴが右サイドを突破して切り込んでシュートを放つが、これはアキンフェエフがセーブ。

なかなか勝ち越せないスペイン。

守りを固めるロシア。

結局このまま延長線でも決着がつかず今大会初のPK戦へと突入。

スペインの先攻となったPK戦は3人目のコケが失敗。

ロシアは4人全員がPKを決め、スペインは5人目のイアゴ・アスパスが失敗。

この結果、終始ゲームを支配しながらPKに泣いたスペインが姿を消すことになった。

一方、ロシアは48年ぶりのベスト8進出と地元開催で大躍進を果たした。

■試合結果
スペイン 1-1(PK3-4) ロシア
■得点者
スペイン:OG(12分)
ロシア:ジューバ(41分)

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